いらっしゃいませ。現役美容師ママのKEIです。
前回、移住に至るまでの仕事や価値観について述べたので、今回は「移住プロセス」について紹介したいと思います。私たちがこの場所に移住するにあたり、夫婦でライフスタイルや価値観を徹底的に擦り合わせた過程です。同じように移住や住まい選びを考えている方の参考になれば嬉しいです!
理想の暮らしを描くための「ポストイット作戦」
移住の話が具体化し始めたとき、まず夫婦で向き合って決めたのは「お互いの希望をすべて洗い出す」ことでした。ただ漠然と話すだけでは意見がぶつかり合う可能性があったので、私たちはポストイット(付箋)を使った方法を採用。
それぞれが自由に、自分が大切だと思う条件を1つずつ、且つ何枚でもポストイットに書いて壁にペタペタ貼っていきました。「どのエリアに住みたいか」「なぜそのエリアがいいのか」「家の外装や内装」「駅からの距離」「間取りの希望」「ペットや土地所有権」など、どんな小さなことでもOKというルールです。
ポストイットを使うことで俯瞰的に見ることができます。夫婦で意外にも共通する希望が多いことが分かりました。例えば、エリア選びにおいては、以下のような条件が一致していました。
- 治安が良いこと
- 教育水準が高く、街に落ち着いた雰囲気があること
- 山岳エリアよりも沿岸エリアが好き
- 都心へのアクセスが良い
これらの条件をベースにエリアを絞り込んでいった結果、湘南や鎌倉エリアが私たちにぴったりだという結論に至りました。夫婦で納得して決めたことが、その後の移住計画をスムーズに進める原動力になりました。
家の条件も具体化
次に、家そのものの条件についても希望を出し合いました。
- 駅徒歩圏内で20分以内(子育て世帯として便利な立地が必須)
- 外装はナチュラルテイストで、内装は明るいトーン
- リビングは家族全員が集える広い空間が欲しい
- 子供部屋は2部屋確保できる間取り
- ペットの飼育も可能な住宅
これらの条件を基に、不動産会社とも具体的な相談を重ね新築中古を問わず内見を繰り返しました。
最初は理想が高すぎるかと心配しましたが、「譲れる条件」と「譲れない条件」を事前に整理していたおかげで、スムーズに物件を選ぶことができました。
家計と住宅価格の現実的なバランス
もちろん、住まいの選択には価格面も重要です。私たちの場合、住宅ローンを前提に現状の世帯年収を基に「無理なく返済できる範囲」を慎重に計算しました。
無理のない金額設定であることが、長期的な生活の安心感につながると考えています。理想ばかり追い求めるのではなく、現実的な視点を持つことも夫婦で話し合う中で大切にしました。
実際に移住してみて
こうして理想の住まいに移住した今、毎日の生活が以前よりも豊かに感じられます。近くには海が広がり、子供たちと砂浜を散歩する時間は私たち家族にとってかけがえのない癒しの瞬間です。また、夫婦でライフスタイルを擦り合わせて移住したからこそ、互いに納得した暮らしが実現できたと実感しています。
おわりに
移住や住まい選びは、夫婦でしっかり話し合い、価値観を共有することが成功の鍵だと思います。ポストイット作戦は気軽に始められるので、ぜひ試してみてください。人生を変える一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません!
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